【自宅でできるモンテッソーリ教育】おもちゃ整理用の棚

子育て

 この記事では、モンテッソーリ教育における整理整頓の考え方の重要性と、おもちゃ棚を例に自宅で簡単に取り入れる方法を紹介します。モンテッソーリ教育は自己学習と自己表現を促進する教育法で、整理整頓はその中でも重要な要素の一つです。自宅でモンテッソーリ教育を実践するためには、高価な教材を揃えたり広いスペースが必要だったりとハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、今回紹介するおもちゃ整理用の棚はとても安く簡単に作ることができます。

モンテッソーリ教育における整理整頓の考え方

 モンテッソーリ教育では整理整頓が大切な要素として位置付けられています。特におもちゃなどの教材を整理する際には、自己決定や自己責任の意識を育むために、子供が自分でおもちゃを取り出し、しまうことが推奨されています。そのため、棚の高さや配置、おもちゃの種類や量に注意することが重要です。

モンテッソーリ教育の考え方を取り入れたおもちゃ棚の例

 今回、モンテッソーリ教育を取り入れたおもちゃ棚を作ってみたので、ご紹介します。子供が簡単におもちゃを取り出したり片付けたりできるように工夫しました。今回作成した棚の全貌は、こんな感じです↓整理整頓が少し大雑把に見えるかもしれませんが、息子が自分で片付けた状態をありのままに撮影しています。(「のりもの」が増えてきて一枚ラベルが白紙になっているのは、気にしないでください・・)

作成した棚

使用した棚はこちらです↓
メーカーはアイリスオーヤマで、「お片付けが身に付く知育家具」と説明されています。

 この棚には、はめ込み式のバスケットがついていて、全てのバスケットが子供の手の届く高さ(80cm以下)にあり、バスケットのサイズは子供が整理整頓できるおもちゃの量にちょうど良いです。バスケットごと取り出して使うこともできるので、一つの遊びが終わったら一度片付けてから次の遊びをする、といった習慣付けにも使えます。また、バスケット毎に、中に入れるおもちゃの写真と名前を記入したラベルをつけました。ラベルがあることで、子供でもどこに何を片付けるべきか一目で分かります。

「楽器」ラベルの例
「乗り物」ラベルの例

 ラベルは100均の透明な名刺入れ(100円で5枚ぐらい)を使い、両面テープでバスケットの手前に貼り付けています。バスケットの取っ手部分が、両面テープを貼り付けるのにちょうど良いサイズです。中身の写真は、スマホで撮影したおもちゃの画像をPCに取り込み、パワーポイントで適当なサイズに縮小してカラーで印刷して自作しました。棚の組立とラベルの取り付けを合わせて、大体40分ぐらいかかりました。

使用した感想

 我が家で作ったモンテッソーリ式のおもちゃ棚をしばらく2歳の息子に使ってもらいました。すると、特に説明もしませんでしたが、お片付けしようと言うと勝手に写真のバスケットにおもちゃを片付けはじめました!その後も、こちらから催促しなくても自主的にお片付けをすることが多くなりました。これまではお片付けをしてほしくてもなかなか動いてくれなかったのですが、やはりちょうど良いバスケットとラベルがあることで片付け方が分かりやすくなったのだと思います。息子にとっても楽しく遊びながら、自己決定や自己責任の意識を育んでくれていているのかなと感じています。

まとめ

 今回の記事では、モンテッソーリ教育の整理整頓の考え方を取り入れたおもちゃ棚の例について紹介しました。子供がが自主的にお片付けをするようになり、自己決定や自己責任の意識を育むことができる効果がありそうです。皆さんもぜひ、実践してみてはいかがでしょうか。

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